「カナガンキャットフードを食べないのはなぜ？」
「製品とうちの猫どっちに問題がある？」
猫の餌を変えてみたものの、なかなか食べないというケースも少なくありません。
カナガンキャットフードを食べない理由はおもに3つありますが、理由によって対処法が異なるので、あなたの猫はどれに当てはまるかをしっかり確認しましょう。
カナガン歴2ヶ月のうちの子猫です。カナガンは何かと悪い噂が多いですが、猫を飼っている身としてこの記事では忖度なくカナガンについて語ります。
カナガンキャットフードを食べない猫ちゃんは多い？
ネットでカナガンキャットフードについて調べると、「うちの猫はカナガンを食べない」などの声がありました。
この章ではまず、カナガンを食べないと嘆く方の声や成分に問題はないか？などを紹介します。
食べないと嘆く方の声
実際にカナガンキャットフードを食べないと嘆く方の声は以下の通りです。
先日買ったカナガンキャットフード食べません。今までのロイヤルカナンにまぜても匂いがきついのか、くんくんかいだだけ食べません。ウェットに細かく砕いてロイヤルカナンもまぜてなんとか少量は食べてくれました。
引用：Yahoo!知恵袋
今後はカナガンドライオンリーにしていきたいので何とか食べてほしいのですが、、、長い時間をかけたらいつか美味しそうに食べてくれるのでしょうか？あと、ごはんをほぼ残すので栄養はたりてるのか心配です。誰か知恵をかしてください！！！
猫13歳カナガン、モグニャンたべず、３月からビューティープロに食い付が良く完食していたのに、ドライフード食べない、トッピングしても、トッピングしか食べない、ふゃかしても食べない、 ウエットフードは食べる…物によって少し食べて残す半分しか与えてないのに…どうすればいいのか？わからない…心配ですし不安…回答おねがいします。
引用：Yahoo!知恵袋
猫が餌を食べないとなると、何か大きな問題があるのかと不安になりますよね…。
うちの猫はカナガンを美味しそうに食べるので心配ないですが、この機会に「カナガンキャットフードの成分に問題はないか？」を調査してみました！
結論｜カナガンの成分に問題はない
先に結論からいうと、カナガンキャットフードの成分に問題は見受けられず、逆に栄養価の高い良いフードです。
広告の多い販売方法に悪評がありますが、フードの質自体は問題ないといえます。
カナガンの原材料や成分は以下の通りです。
| 原材料名 | 配合量 |
|---|---|
| 乾燥チキン | 35.5% |
| チキン生肉 | 25% |
| サツマイモ | – |
| ジャガイモ | – |
| チキンオイル | 4.2% |
| 乾燥卵 | 4% |
| チキングレイビー | 2.3% |
| サーモンオイル | 1.2% |
| アルファルファ | – |
| クランベリー | – |
| マンナンオリゴ糖 | – |
| フラクトオリゴ糖 | – |
| リンゴ | – |
| ニンジン | – |
| ホウレンソウ | – |
| 海藻 | – |
| カモミール | – |
| セイヨウハッカ | – |
| マリーゴールド | – |
| アニス | – |
| コロハ | – |
| ビタミン類（A、D3、E） | – |
| タウリン | – |
| ミネラル類（亜鉛、鉄、マンガン、銅、セレン） | – |
| 原材料名 | 配合量 |
|---|---|
| タンパク質 | 34%以上 |
| 脂質 | 16.7%以上 |
| 粗繊維 | 3.25%以下 |
| 灰分 | 8%以上 |
| 水分 | 8%以下 |
| オメガ6脂肪酸 | 2.99% |
| オメガ3脂肪酸 | 0.82% |
| リン | 1.1% |
| エネルギー（100gあたり） | 405kacl |
人間もそうですが、猫のキャットフードも添加物は避けるのが無難です。キャットフードに含まれる添加物として代表的なものか以下の通りですが、カナガンには一つも含まれてません。
キャットフードに含まれる代表的な添加物：
- 防腐剤（亜硝酸ナトリウムなど）
- 酸化防止剤（エトキシキン、BHA、BHTなど）
- 合成着色料（赤色◯号、青色◯号など）
- 甘味料・香料（グリシリジン、コーンシロップなど）
- 合成着色料（グルタミン酸ナトリウムなど）
そのためカナガンの成分が原因で「食べない」というのはちょっと考えにくいです。
カナガンキャットフードを食べない3つの理由
カナガンキャットフードを食べない理由としては、以下の3つが考えられます。
それぞれしっかり確認しながら、自分の猫ちゃんがどれに当てはまるかを見分けてみましょう。
理由①｜猫の体調不良
猫がカナガンのキャットフードを食べない場合、体調不良の可能性から疑いましょう。
初見で食べないのは別の理由が挙げられますが、今まで普通に食べていたフードを急に食べなくなったら特に体調不良が疑われます。
消化器系や泌尿器系の病気、感染症などあらゆる病気で食欲不振がみられます。
日頃から猫ちゃんの様子を観察するようにして、カナガンキャットフードを食べない以外にも体調や行動の異常に気づいてあげてください…！
猫の体調不良を見分けるなら「最近以下のような症状がないか？」を確認しましょう。
- くしゃみをよくしている
- うんちが下痢している
- よだれを垂らしている
- 尿の色がピンクや赤に変色している
- 動かず、寝ていることが多い
理由②｜環境の変化によるストレス
猫は環境の変化によるストレスを受けやすい動物です。ストレスが多い環境が原因で、カナガンキャットフードを食べないケースがあります。
新しく引っ越しをしたり、別のペットを飼い始めたりなど、ストレスの原因はさまざまです。
猫のストレスの原因：
- 住居環境が変わった
- 新たに別のペットを飼い始めた
- 飼い主の家に赤ちゃんが生まれた
- 猫のご飯の場所を変えた（トイレの近くにある） など
体調不良の可能性がなければ、環境の変化によるストレスが原因かもしれません。なるべく猫がリラックスして過ごせる環境作りを心がけましょう。
理由③｜猫の好みじゃない（アレルギーの可能性も）
猫にもご飯の好き嫌いがあります。初見でカナガンキャットフードを食べないなら、それば好みのご飯ではないのかもしれません。
猫のフードの好みは、基本的にチキンか魚系かで分かれます。カナガンキャットフードのチキンを食べないなら、試しにサーモン味を与えてみてもいいかもしれません。
とはいえ好み以外に食物アレルギーの問題もあります。アレルゲン（原因物質）になりやすい原材料は以下の通りです。
猫の食物アレルギーになりやすい原材料：
- 肉類
- 魚
- 牛乳・たまご
- 穀物類
猫は自分のアレルギーに気づかず症状はうんちや皮膚にでるため、アレルギーが原因で食べないということは少ないですが、この点も一応念頭においておきましょう。
理由④｜加齢による食欲低下
猫も年をとると運動量が減ってきて、食欲が落ちることがあります。他にも、消化機能が衰えて食欲が低下することもあるでしょう。
ある程度年をとった猫が、これまで食べていたカナガンキャットフードを食べなくなるのはごく自然なことです。
あまり心配する必要はないため、量を少なくしたり、もっとヘルシーなキャットフードに変えたりしてもいいかもしれません。
カナガンキャットフードを食べないときの対処法
カナガンキャットフードを食べないときは、以下のステップで対処しましょう。
食べないキャットフードを与えすぎるのは猫ちゃんにとってもストレスでしょうから、様子がおかしいと思ったら至急対応しましょう…！
STEP①｜猫のストレスを軽減させる
まずカンタンにできることとしては、猫のストレスを軽減させる方法です。
「カナガンキャットフードを食べない3つの理由」の章で説明したように、猫が餌を食べない原因のひとつにストレスがあります。
毎日「遊びの時間」を数回確保したり、猫がリラックスできる環境に変えてあげたりするところから始めましょう。
猫じゃらしで5分間だけ遊ぶ（×3回ほど）、食事のスペースを部屋で数カ所確保してあげるなど、すぐに対策できるものは多くあります。
カナガンを食べない理由がキャットフードにあるとは限らないため、まずは猫ちゃんと向き合うところから始めてみてください。
STEP②｜別のキャットフードと混ぜる
カナガンキャットフードを食べないなら、別のキャットフードと混ぜて与えてみてください（ただしカナガンキャットフードを栄養の観点から与えたい場合に限る）。
猫がフードを気に入ってないのであれば、別のフードの味や匂いと混ぜると改善されるケースがあります。
しかしカナガンに含まれる以下の原料が理由で、食べないこともあるでしょう。
- チキン
- サーモン
別のフードと混ぜて与えるのは何回かにして、それでも食べない場合は「STEP③｜キャットフードを変える」に進むのをおすすめします。
別のキャットフードがなければトッピングもOK
別のキャットフードがない場合は、味付けしていない茹でたささみや茹で汁をトッピングするのもおすすめです。
市販の猫用ドライフードやふりかけと混ぜて与えるのもいいでしょう。
STEP③｜キャットフードを変える
カナガンキャットフードを食べない・見向きもしないという場合は、キャットフードを変えてみましょう。
カナガンはチキン・サーモンの2種類がありますが、今とは違う味のフードをチョイスするのがおすすめです。
猫ちゃんにも味の好みがあるので、あなたの家の猫は何味が好みかのかを理解しましょう。
カナガンキャットフードを食べないときに検討したいフードは、以下の2種類です。
ねこひかり｜国産の雑穀・野菜を使用したフード
| 通常価格 | 2,480円（500g） |
| 味 | 穀物・野菜 |
| 添加物 | 無添加 グルテンフリー ノンオイルコーティング |
| 解約縛り | なし |
- 原材料は国産の穀物・野菜を使用
- 無添加（28品不使用）で自然の美味しさ
- 遺伝子組み換え原料不使用
ねこひかりは本当に必要な素材だけで作られた、国産無添加キャットフードです。
カナガンキャットフードの肉・サーモン味を食べないのであれば、穀物・野菜を中心に作られたねこひかりにフードを変えてみましょう。
28品もの添加物が不使用かつノンオイル・グルテンフリーと、猫の体にやさしい成分ですよ。
通常価格は2,480円ですが、定期購入で最大15%の割引も受けられます。
モグニャン｜カロリー控えめでシニア猫におすすめ
| 価格 | 4,708円（1.5kg） |
| 味 | 白身魚 |
| 添加物 | 無添加 グレインフリー |
| 解約縛り | なし |
- 白身魚でカロリー抑えめ
- 体にやさしいグレインフリー
- 子猫からシニア猫まで対応
モグニャンは白身魚が中心のカロリー控えめなキャットフードです。
カナガンが100gあたり405kaclのところ、モグニャンは100gあたり379kcalとシニア猫に嬉しい配分。
年をとって食いつきが悪くなりつつあるシニア猫なら、モグニャンにフードを変えてみましょう。
公式サイトではかなりの満足度の高さがうかがえるので、ぜひチェックしてみてください。
カナガンキャットフードを食べないなら…
カナガンキャットフードを食べないなら、以下のステップで対処するのがおすすめです。
遊びの時間を増やしたり、猫がリラックスできる環境に変えてあげたりする。
現在使用しているキャットフードとカナガンを「9：1]」の割合で混ぜる。
カナガンキャットフードを食べない場合、味や粒の大きさが好みでないケースがあるため、別のフードを検討する。
カナガン自体に問題はないと思います。フードを食べない理由は体調不要やストレス、好みの問題など、さまざまです。
飼い主であるあなたがまずゆっくり観察し、必要によって上記の対策をしてみましょう。
