「モグニャンとロイヤルカナンを比較した結果が知りたい」
「モグニャンとロイヤルカナンのどっちが優れたフード?」
モグニャンとロイヤルカナンのどっちを与えるべきか、迷っている飼い主も多いかもしれません。
ちなみに筆者はどちらも愛用していました(猫の成長・体調によって変えていた)。
しかし成分だけを比較すると、モグニャンの方がおすすめできるキャットフードだといえます!
この記事ではモグニャンとロイヤルカナンを徹底比較しながら、どっちが優れたフードかをまとめます。
少しでもキャットフード選びの参考になれば幸いです。
モグニャンキャットフード
メリット
- 小粒で食べやすい
- 成分のバランスが良い
- ジッパーの性能が高い
デメリット
- 酸化防止剤が含まれている
- 味が1種類しかない
メリット
- 市販で購入できる馴染みやすさ
- 症状に合ったフードが選べる
デメリット
- 酸化防止剤が配合されている
- 主原料が小麦や米で猫が不満かも
モグニャンとロイヤルカナンのキャットフードを比較
モグニャンとロイヤルカナンのキャットフードを比較します。まずは表でそれぞれの概要を見てみましょう。
モグニャン | ロイヤルカナン | |
---|---|---|
商品パッケージ | ||
ランク | SS | A |
フードの種類 | 1種類 | 57種類以上 |
生産地 | イギリス | 韓国 |
原材料 | 白身魚中心 | 小麦や米が中心 |
成分 | タンパク質(27%以上) 脂質(11%以上) | タンパク質(25%以上) 脂質(11%以上) |
添加物 | 香料・着色料不使用 グレインフリー | あり |
カロリー(100gあたり) | 379kcal | 374 kcal/ |
粒の大きさ | 8mm | 5mm |
価格 | 4,708円(1.5kg) | 4,556円(2kg) |
公式サイト | https://www.mognyancatfood.co.jp/cart | https://shop.royalcanin.jp/ |
見てわかるようにどちらを選ぶべきか筆者の結論をいうと、モグニャンがおすすめです。
モグニャンは穀物が含まれていないグレインフリーで、香料や着色料も不使用のキャットフードだからです。
ロイヤルカナンはおもな原料が小麦や米なうえに、グレイン(穀物)も多い印象。
猫は肉食の生物なので肉や魚を好みますし、筆者はロイヤルカナンに添加物が含まれている点を知ってからモグニャンに即変更しました。
とはいえまだどちらか決めかねている方のために、以下ではそれぞれのフードを項目別で詳しく比較します。
生産地の比較
モグニャンとロイヤルカナンの生産地の比較は以下の通りです。
モグニャン | ロイヤルカナン | |
---|---|---|
生産地 | イギリス | フランス |
工場 | イギリス | 韓国 |
生産地に対する評価 | 5.0点 | 3.5点 |
生産地・会社の評価はモグニャンの方が優秀といえます。
モグニャンの生産地
イギリスはペット先進国であり、ペットフードも人間の食事と同等に捉えられ、法規制も厳しく設定されています。
ペットの生体販売も禁止されているため、むやみやたらなフードは作られ難いです。
その証拠として、生産は欧州ペットフード工業会連合(FEDIAF)の厳しい基準をクリアした、信頼できる工場でのみ行っています。
引用:カナガンキャットフード
穀物不使用のグレインフリーにこだわりがあり、20年以上も世界中の愛猫家から「本物の高品質なキャットフード」と親しまれています。
ロイヤルカナンの生産地
ロイヤルカナンはフランス・エマルグを拠点に、世界100ヵ国以上に展開しています。世界16ヶ所にドライフード工場・ウェットフード工場・パッキング工場があり、大資本ながらの生産を行っています。
引用:ロイヤルカナン
ロイヤルカナンの工場:
- 米国
- カナダ
- ブラジル
- アルゼンチン
- 南アフリカ
- フランス
- ロシア
- ポーランド
- オーストリア
- 韓国
- 中国
- 日本
モグニャンと比較するとロイヤルカナンは大量生産を目的にしている印象です…
原材料の比較
モグニャンとロイヤルカナンの原材料の比較は以下の通りです。
モグニャン | ロイヤルカナン(インドア猫用) | |
---|---|---|
原材料 | 白身魚 タピオカ ジャガイモ エンドウ豆タンパク ビール酵母 サツマイモ ココナッツオイル セルロース サーモンオイル フィッシュスープ バナナ りんご クランベリー カボチャ セイル類 (亜鉛、鉄、マンガン銅、ヨウ素) 酸化防止剤(ローズマリー油出物) ビタミン類 乳酸菌 | 小麦 米 超高消化性小麦タンパク 肉類 コーン 動物性油脂 小麦粉 植物性繊維 加水分解タンパク ビートパルプ 大豆油 酵母および酵母エキス 魚類 フラクトオリゴ糖 サイリウム アミノ酸類 ゼオライト ミネラル類 ビタミン類 酸化防止剤 |
原材料に対する評価 | 4.5点 | 2.0点 |
原材料は配分が多いものから順に記載しなければならない法律があります。モグニャンは白身魚の配合が多いですが、ロイヤルカナンは小麦や米が中心です。
もともと肉食の猫からすると、主成分が小麦や米ばかりなのはどうなのでしょう…
成分の比較
モグニャンとロイヤルカナンの成分の比較は以下の通りです。
モグニャン | ロイヤルカナン(インドア猫用) | |
---|---|---|
成分 | タンパク質 / 27%以上 脂質 / 11%以上 粗繊維 / 5.25%以下 灰分 / 9.5%以下 水分 / 5%以下 NFE / 41% オメガ3脂肪酸 / 2.5% オメガ6脂肪酸 / 1.3% リン / 1.1% カルシウム / 1.3% | タンパク質 / 25%以上 脂質 / 11%以上 水分 / 6.5%以上 食物繊維 / 11.5%以上 など |
成分に対する評価 | 5.0点 | 4.0点 |
モグニャンの方が栄養満点です。ロイヤルカナンがどちらかといえば成分が控えめな印象。
とはいえ成分自体にどちらも問題はないでしょう。より高タンパクで栄養をしっかり与えたい場合は、モグニャンを選ぶといいでしょう。
猫の肥満が気になったり、ダイエットを検討しているならロイヤルカナンがおすすめです。
カロリーの比較
モグニャンとロイヤルカナンのカロリーの比較は以下の通りです。
モグニャン | ロイヤルカナン(インドア猫用) | |
---|---|---|
カロリー(100gあたり) | 379kcal | 374 kcal |
カロリーに対する評価 | 5.0点 | 5.0点 |
カロリー的にはどちらも変わりません。他のフードと比較しても、高すぎず低すぎない数値です。
粒の比較
モグニャンとロイヤルカナンの粒の比較は以下の通りです。
モグニャン | ロイヤルカナン | |
---|---|---|
粒の大きさ | 8mm | 9mm |
粒に対する評価 | 5.0点 | 5.0点 |
粒の大きさもどちらもあまり変わりません。子猫や老猫にとっても食べやすい、ピッタリサイズです。
どちらもラベルを見ても、生後2ヶ月以降の子猫にもOKと記載されており、心配はないといえます。
価格の比較
モグニャンとロイヤルカナンの価格の比較は以下の通りです。
モグニャン | ロイヤルカナン(インドア猫用) | |
---|---|---|
価格 | 4,708円(1.5kg) | 4,556円(2kg) |
価格に対する評価 | 4.0点 | 5.0点 |
価格はモグニャンの方がやや高めです。高品質なプレミアムキャットフードなので仕方ないですが、なるべく価格を抑えたい方はロイヤルカナンの方がいいかもしれません。
しかし個人的には数百円の違いで、グレイんの入っているロイヤルカナンを与えるのは微妙です。
筆者はフードの価格よりも「なるべく良いものを与えたい」という思いから、モグニャンを選びました。
なるべく長生きしてほしいので、価格は惜しまずに良いものを与えたいです。
モグニャンとロイヤルカナンのキャットフードはどっちが良い?
モグニャンとロイヤルカナンのどっちがおすすめか?それぞれ紹介します。
モグニャンがおすすめな猫(飼い主)
モグニャンは以下のような猫(飼い主)におすすめです。
- 小粒で食べやすそうなフードを探している
- 猫がチキン系のフードを食べなかったことがある
- 生後2ヶ月以降でドライフードに慣れている
モグニャンはロイヤルカナンとよく比較されるプレミアムキャットフードです。
猫にとっては小粒で食べやすい、グレインフリーで体に優しいなど、いくつかの特徴があります。
飼い主にとってはジッパー付きの袋が、保存性と利便性を高めるでしょう。
子猫から老猫まで多くの猫ちゃんに与えられるおすすめフードです!とくにチキン系のフードで食いつきが悪かった経験がある場合は、白身魚65%使用のモグニャンが向いているでしょう。
ロイヤルカナンがおすすめな猫(飼い主)
ロイヤルカナンは以下のような猫(飼い主)におすすめです。
- 体に少し異常があり特別なケアが必要
- 猫種ごとに作られた最適なフードを選びたい
- 市販でも購入できるフードがいい
猫ちゃんの毛玉が気になったり、肥満気味だったりと、健康状態に少し異常が見られる場合はロイヤルカナンを選びましょう。
ロイヤルカナンは商品の種類が多く、毛玉が気になる猫専用フードや太りやすい猫専用フードなど、特別なケアが必要な猫ごとにピッタリ合う商品が提供されています。
この点はモグニャンにはない魅力なので、フードの選びがいがあります。
しかしロイヤルカナンには酸化防止剤などの添加物が含まれているため、筆者は基本的にモグニャンを勧めています。
ロイヤルカナンを購入する際は、原材料や成分までしっかり確認して、妥協できる範囲だと思えば購入しましょう。
まとめ:モグニャンとロイヤルカナンキャットフードの比較結果
最後にモグニャンとロイヤルカナンの総合評価をまとめます。
モグニャン | ロイヤルカナン | |
---|---|---|
総合評価 | 4.5点 | 3.5点 |
ー価格 | ||
ー栄養バランス | ||
ー安全性 |
総合評価ではモグニャンが勝ります。モグニャンは4.5ですが、ロイヤルカナンは3.5です。
点数の違いはグレインと原材料にあります。ロイヤルカナンは穀物などのグレインが含まれているうえに、原材料の多くが小麦や米です。
猫ちゃんは肉食なので、肉や魚をバクバク食べたいはずです。
したがって、総合評価はグレインフリーで原材料の65%が白身魚のモグニャンを選びました。生産地がイギリスなのも信頼できました。
※イギリスは生体販売が禁止な国で、ペットは人と平等に扱われています
より優れたフードを与えたい場合は、モグニャンを選んでみてください!