「愛猫が餌を食べるたびにポロポロ落とすから掃除が大変」
「うちの猫は餌を食べるのが下手なのかな?」
わざとではないと分かっていても、愛猫が餌を食べるたびにポロポロ落とすと困っている飼い主さんも多いでしょう。
餌をこぼしてしまうのは理由があり、もしかすると病気が潜んでいるかもしれません。
この記事では、猫が餌をポロポロ落とす原因と対策にくわえ、注意点を徹底解説します。
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猫が餌をポロポロ落とす原因
猫が餌をポロポロ落とす原因は主に5つが考えられます。
①容器が合わない
容器の高さや深さが合わないために、容器の外に出して餌を食べてしまうことがあります。
これは、猫の食道は人間よりも真っすぐなので、頭の位置が胃より低くなると食べたものが逆流してしまうからです。
心地よい体勢で食事ができないと、猫の体に負担がかかってしまいます。
容器の高さの目安は5〜8cm、深さは3〜5cmだと、猫はきゅうくつさを感じずに食事できるでしょう。
②キャットフードが合わない
ドライフードの場合、商品によって粒の大きさが異なります。
粒が極端に大きいと猫は餌を上手に口に運べず、ポロポロと落としてしまいがちです。
また、小さすぎても歯に引っかからないため、餌が歯の隙間から落ちてしまいます。
特定の形状だけを食べ残している場合は、食べにくくて残しているか、落としているかのどちらかと考えられるでしょう。
一部の猫ですが、嫌いな味の餌だけをわざと残したり落としたりすることもあるので、栄養不足にならないように、どんな味が好きなのかを良く見てあげてください。
③容器にヒゲが当たっている
猫が餌をポロポロ落とす理由に、ヒゲが容器に当たっている可能性も考えられます。
猫のヒゲは、何かに触れるとセンサーのように脳に伝達する仕組みになっていて、触毛ともいわれています。
そのため、餌を食べるたびにヒゲが容器にあたると、ウィスカーストレスと呼ばれるヒゲ疲れを起こすのです。
ヒゲが当たらない容器を用意し、猫がストレスを感じないようにしてあげましょう。
④首を振りながら食べている
猫は元来、自分で狩猟する肉食動物です。
獲物を捕らえたら前足で押さえつけ、噛み付いて首を左右に振ることで肉を食べていました。
猫種によってはその習性が強く残っているため、本能的に首を振ってしまい、餌が口からポロポロ落ちてしまうのです。
⑤猫が高齢になった
猫は高齢になると噛む力が弱くなってきます。
そのため、口に含んだ餌がポロポロと落としやすくなってしまうのです。
これまで与えてきた餌では噛むことが困難になり、食べる時間も増えてしまいます。
食べやすくするために、ウェットフードやシニア用の餌に変えると良いでしょう。
猫が餌をポロポロ落とすときの対策
猫が餌をポロポロ落としてしまう時の対策を4つ紹介します。
①食べやすい容器に変える
猫は食べにくい容器だと、餌を落とすだけでなく食欲が衰退し、栄養不足になるリスクもあります。
容器の深さや広さの目安はありますが、猫種によっては、より大きく広い容器が適切な場合もあるでしょう。
愛猫のヒゲが容器に当たらないように、顔よりも一周り大きい容器を用意してください。
②餌台を使う
猫が餌を食べている時の体勢を観察し、内臓を圧迫する体勢であれば餌台を用いて高さを出してあげましょう。
餌台を使うことで猫が餌を食べやすくなり、ポロポロと落とさなくなる可能性があります。
猫の成長に合わせて容器も調節し、心地よい状態で食事できるようにしてください。
③猫に合うキャットフードにする
キャットフードが歯の隙間からこぼれていたり、愛猫の好みではない餌だったりする場合は、キャットフードを変えてみましょう。
どんな形で何の味が好きかは猫によって異なります。
何種類か餌を試してみて、一番食いつきがよくてこぼさないものを選ぶのがおすすめです。
④マットやトレーを敷く
猫の中には、純粋に食べ方が下手くそなケースが稀にあるため、餌をポロポロ落としても良い環境にするのも一つの方法です。
容器の下にマットやトレーを敷くことで、管理の手間を減らせます。
見た目を気にしないのであれば、使い捨て可能なキッチンペーパーや新聞紙でも良いでしょう。
ウェットフードでもこぼす場合は、ペットシーツを敷けばこぼれた餌ごと捨てられるため、片付けが楽になります。
猫が急に餌をこぼすようになったら注意
これまでキレイに餌を食べていたのに、急に餌をこぼすようになったら次のようなケースが考えられます。
①口内炎・歯周病
対策をしてしばらく様子を見ても餌をこぼすなら、猫の口の中にトラブルが発生している可能性があります。
一度病院で受診してみましょう。
口内炎や歯周病の場合、症状が軽ければ数日程度で改善しますが、症状が進行していると麻酔をしての処置が必要で、ときには歯を抜くこともあります。
②消化管の機能低下
水分不足により便秘になっているケースや、おもちゃやゴミを誤飲することで、腸が閉塞したり腫瘍ができるケースがあります。
誤飲は愛猫の命に関わる可能性もあるため、様子がおかしいと感じたらすぐに病院に行きましょう。
また、のど・食道・胃・腸などの消化管が機能低下していることもあります。
猫は病気になっても表に出さないため、異変に気付きにくいです。
愛猫に長生きしてもらうためにも、定期的な受診が大切です。
③重大な病気の可能性も
猫の歯周病は軽度だと早期治療ができますが、悪化していると重大な病気になっている可能性があります。
歯周病になると痛みや腫れ、出血といった症状から始まり、悪化すると腎臓や心臓などの内蔵器官で病気が併発するリスクがあるのです。
愛猫の歯磨きを習慣化し、定期的に病院を受診すると予防できる病気なため、常日頃から注意しておきましょう。
猫が餌をポロポロ落とすときによくある質問
最後に猫が餌をポロポロ落とすときによくある質問を紹介します。
Q|猫がカリカリをうまく食べれないときはどうすればいい?
猫がカリカリをうまく食べれない理由として、次のことが考えられます。
- 猫にカリカリの形状が合っていない
- 与えているカリカリの味が猫の好みでない
- 口内トラブルを抱えている
カリカリの形状や味は猫に合うものを与えれば良いですが、口内トラブルを抱えている場合は、重大な病気に罹患している可能性があるため、早急に動物病院で受診しましょう。
Q|猫の食べ方がおかしいときはどうしたらいいの?
猫の食べ方がおかしいときは、口内炎や歯周病などで口の中が痛く、上手に食べられないという可能性があります。
口内炎は猫のエイズウイルス感染症や腎臓病などの深刻な病気であるケースもあるため、まずは動物病院へ受診しましょう。
Q|猫が食べなかった餌はどうすればいい?
季節にもよりますが、猫が食べ残してからおよそ3〜4時間で細菌の繁殖が始まります。
2時間程度で食べ切れる量を容器に入れ、残した分は破棄してください。
Q|猫が餌を口に入れてすぐ出すのはなぜ?
餌のサイズが合っていない可能性があります。
猫の口が小さい場合、餌が大きいと上手く口の中に運べず、すぐに出してしまうことがあるのです。
現在与えている餌よりも、少し小さめの餌を与えてみましょう。
Q|猫が餌を皿から出して食べる理由は?
猫が餌を皿から出してしまう理由に、皿が軽すぎることが挙げられます。
皿が軽いと餌を食べるたびに動いてしまい、猫にとっては非常に食べにくい状態なため、餌を皿から出している可能性があるのです。
また、皿が小さくてヒゲが汚れることを忌避している場合もあります。
愛猫が食べやすい皿を用意してあげることで、餌を皿から出すという行為は少なくなるでしょう。
まとめ:猫が餌をポロポロ落とす原因に合わせて対策すること
猫が餌をポロポロ落とすのは、容器や餌が猫に合っていない、年齢や本能的な問題という原因があります。
原因に合わせた対策をすることが最善ですが、場合によっては歯周病や口内炎、腎臓病などの病気を発症している可能性があるため注意が必要です。
病気か習性か見極めるのは難しいですが、異変を発見したら早めに病院に受診しましょう。
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